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ゆづるはのふもと

Author:ゆづるはのふもと
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淡路瓦 新商品!
淡路瓦工業組合から、新しい淡路瓦のパンフレットが発行された。
“NEW PRODUCTS AWAJI KAWARA”と題された、黒をベースに作られた、
いぶし瓦をシンプルモダンで提案したコンセプトブック。
先日行われた東京での展示会に合わせて作られたようです。
このような資料が作られることを、長らく期待していたので、
少し淡路瓦のイメージが変わって、注目されることに期待したい。
実際、東京では好評であったとの事ですが、商品自体は秋から販売される。
いぶし瓦パンフレット
いぶし瓦パンフ-コンセプト

淡路瓦は長い歴史の中で、伝統的ないぶし瓦の製法を受け継いできたが、
日本の住宅事情の変化、特に生活様式の欧米化とハウスメーカーなど住宅の工業化で、
屋根材としての瓦の需要、特に和風需要のいぶし瓦が減ってきた。
阪神・淡路大震災に於いて、倒壊家屋の多くが粘土瓦屋根であり、
古い建物であれば土葺きで屋根荷重のあることが不利に働いた。
倒壊の理由は、建物の老朽化や、古い建築基準で壁量が十分でなかった事などだが、
重い瓦を葺いていることが倒壊を招いたがごとくの報道がされ、
瓦屋根について間違った認識が広まってしまった事が、
粘土瓦業界をさらに圧迫してしまった。

僕はずっと、淡路いぶし瓦をできる限り努めて提案し、使ってきた。
理由は、今考えられる屋根材として、総合的に優れているからにほかならない。
正しい施工をすれば、防水性能が十分にあり、今日では改良重ねて耐震の工夫も多くなされてる。
いぶし瓦の耐久性は高く、メンテナンスが必要なく、何十年なにも手を入れる事が無い。
生産地ゆえ、地元ではいぶし瓦屋根の家が多くて、50年、80年とか、葺替無しなんてよく耳にする。
土から作られた完全な天然・自然素材だから、環境に馴染むし、自然にやさしい。
だから、葺替えた古瓦は、土留めや歩石や花壇の仕切りなどに再利用されたりしてきた。

昨年、住宅の屋根に、殆どフラットのいぶし平板瓦を葺いた。
以前に使った平板瓦は、完全なフラットではなく、横の重ね部分が少し盛り上がっている。
瓦の設計上、難しい部分はあるけれど、技術的には進歩していっている。
シンプルで非常にシャープで、いぶしの表情と相まって、屋根を美しく見せる。
今年、同じ平板瓦を使おうとすると、製造元が倒産し、生産がストップした。
それでも、いくらかの在庫を抑え、なんとか葺いた。
メンテナンス用にもいくらかストックしたが、いざとなれば生産地の強み、
オリジナルがあれば、瓦1枚特注で復元する事は可能である。
…このまま、瓦業界がこの地で続いて行ってくれたらではあるが。
いぶし平板瓦
シャープでシンプルないぶし平板瓦

完全フラットないぶし平板瓦は、トンネル窯で生産されている製品はあるが、
単窯で丁寧に焼かれたものは、この商品しかないものと思っていたが、
新しいパンフレットを見て、やっと思いだした。
デザイン的にかなり洗練されたので、以前に知っていたのがベースとは気付かなかった。
新たにデザインされた別の屋根材と、壁材・床材への利用提案した商品もそろえられている。
平板だけが淡路瓦じゃないんだけれど、もっと多くの人に知ってもらう機会を増やせるなら、
どんどん宣伝していってほしいなと思う。

今、淡路いぶし瓦の本葺きに取り組んでいます。
本葺き瓦の魅力、またの機会にお伝えしたいと思います。

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テーマ:家づくり日記 - ジャンル:ライフ

住宅 | 15:29:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
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